始まりは8年前のうつ病からでした、それから期間を開けて統合失調症なった妻を抱え、仕事も失い日々困窮した生活の中
貯金も使い切った中、行政もあてにならず将来に希望が持てない状況を綴りました。
統合失調症になった妻との生活と、私が実際に体験した事を
綴りました、あくまでも私の立場の事で、精神障害も普通の病気
と同じで、症状に軽い人も居れば重度の人も居るので、同じ様に
他の人が体験しているかは分かりませんし、もっと苦労している
人が居ると想像出来ます。
さて、精神障害は最近世間で知られては来ているけど、実際に
家族が精神障害を発症してしまった場合の苦労は、実際にならな
いと分からないと思います。
実際に私も妻が統合失調症になり、初めて精神障害に対する認
識が甘すぎる事に気が付くのと同時に、全てにおいて無知である
事を痛感しました。
今にして思えばですけど、知識さえあれば「アーしていた、こ
うしていた」と思う事だらけです、今にして思えばですが。
それでも私の妻は障害2級で、家事はあまり出来なくなり、家
族以外の人と会う事も嫌い外出もあまりしない状態、昔から行って
いるスーパーへは、家族が付いて行けば行けるし、状態の波はあ
りますが自分の事は出来るので、まだましと思っています。
ただ、処方薬を勝手に飲まずに捨てていたり、幻聴が聞こえた
りする為か、妄想を膨らませ自分が犯罪を犯したと、繰り返し
言ってくる時が多く、疲れている時や忙しい時はイラッとしてし
まい「だからー」と、強い口調で妻へ接してしまいます。
これから普通に平均寿命まで生きるなら、20年・30年と
一生、統合失調症の妻と生きていかないといけないので、自分自
身が成長して心に余裕を持って行きたいですね。
今一番心配な事は、もしも私が先に他界してしまった後、妻は大
丈夫か心配です、一応自立した子供達もいますが、やはり気掛か
りです。