妻が統合失調症になりました

始まりは8年前のうつ病からでした、それから期間を開けて統合失調症なった妻を抱え、仕事も失い日々困窮した生活の中

貯金も使い切った中、行政もあてにならず将来に希望が持てない状況を綴りました。

      統合失調症の妻との日常

精神病院へ入院

妻が統合失調症で入院となりました、医師2人の
診断を受けて隔離病棟へ入院、自傷行為をしたので
監視カメラ付きの個室へ、2~3日入り様子を見て
からカメラの無い大部屋か、個室へ移る予定でした。
 隔離病棟とエレベーターホールの間の仕切られた
ドアは、強化ガラスでスケルトンだったので、
エレベーターに乗り扉が閉まるまで妻を見ていまし
たが、妻はドアの前で悲しそうに小さく体を丸めて
こちらを見ていて、エレベーターに扉が閉まるまで
我慢していた娘が、扉が閉まると静かに涙を流して
いました。


 感傷に浸る暇はなく、妻の着替えや入院施設での
生活で必要な物を用意して、すぐに病院へ持って
来ないといけないのですが、入院の説明や費用の説
明、後支援などの説明を受けないといけませんでし
た。
 精神病院へ入院する手続きの為、説明を受け精神
病院ならではの項目もありました。
 一番印象だったのが、精神病患者が自分では管理
出来ない、お金を持たす事が難しい、だけど家族が
毎日病院へ来れないので、本人が何かの時、病院の
売店で物が買える様にして置きたいと考える。
 そこで管理出来ない場合、病院へお金を預け必要
な時に、入院患者本人へお金を必要な分渡すと言う
方法がある。


 ただし管理費として病院にもよるが、1日数百円
が掛かると説明されましたが、妻の状態が安定して
いないので、落ち着くまでは頼むしかない。
 とりあえず5000円預けたが、1カ月で1万円
超えてしまうさすがにバカバカしいので、無くなっ
ても良いから途中で妻に管理させました。
 他に自殺防止と他の人への危害を与えない様に、
ヒモ状の物やハサミ、ガラス製の物など傷を付けら
れる物は持ち込み禁止。
 携帯電話も入院患者も持ち込み禁止、ブラジャー
やパーカーについているヒモも禁止、パーカーなど
ヒモ状の物を取ればいい。
 普通の病院と違い、決まり事がやはり特殊で
最初は大変でした。


 妻が入院した病院は面会室があり、そこでの
面会でベットがある場所へは入れないし、基本面会
者もカメラ機能がある携帯電話など持ち込みは禁止
されている、入院患者を撮影されてこの人が入院し
てたなど、情報が漏れない様にとの配慮と説明があ
りました。
 確かに心無い人が居るのは確かなので、理解出来
ますがやはり世間の人からは、偏見の目で見られる
のかと思い知らされます。


 

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